新型インフル簡易検査、感染でも3割「陰性」 過去のニュース

新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)かどうかの予備的な判定に多用されている
簡易検査キットで、新型に感染しているにもかかわらず「陰性」と誤判定される例が
3割前後もあることが、国立感染症研究所などの調査で明らかになった。
発症からの時間経過によって体内のウイルス量が大きく変わるためで、量がピークに
なる発症翌日はほぼ問題ないが、発症当日、発症2日後の検査だと、4割前後がすり
抜けていた。感染研は「陰性でも簡単に新型を否定すべきではない」と指摘。厚生労
働省は時期を考慮して使うよう呼びかけている。キットは、鼻の奥などの粘液を綿棒
で採取し、試験紙に染みこませる。10〜15分後の色の変化で、A型、B型のウイ
ルスの有無がわかる。
医療機関や検疫所、保健所などで使われ、一般的にはキットでA陽性になった時だけ、
遺伝子検査(PCR検査)で確認する。
ところが感染研のチームが神戸市の確定患者のうち43人を調べると、20人(47%)
は、キットでA陰性だったのに、PCR検査で新型と判明した。
大阪府でも確定患者23人のうち7人(30%)はキットで陰性だった。誤判定の割合
を時期別に見ると、発症翌日は8人中1人と少ないが、発症当日と2日後は7人中3人
(43%)が誤判定だった。


7月20日 感染者4000人超すと再発表 新型インフル、19日分を訂正

厚生労働省は20日、国内の新型インフルエンザ感染者が4000人を超えたと発表した。
同省は19日午前に4000人突破と発表していたが、計上する際に誤りがあり、
19日午前段階での感染者は3987人だったと訂正した。
金沢大の学生23人の集団感染を含め、19日の発表時点より150人以上増えた。
これまでに検疫段階を含め全都道府県で感染が確認。重症例は報告されていない。〔共同〕(14:13)


7月19日 金沢大で23人の集団感染 新型インフルエンザ

金沢市は19日、金沢大学の保健学類などに通う1年生から4年生までの学生計22人が
新型インフルエンザに感染したと発表した。18日にも学生1人の感染が確認されており、
計23人の集団感染となった。 同市によると、感染が確認されたのはほかに法学類、
経済学類、薬学部の学生。いずれも最近の海外渡航歴はない。
また現段階で確認している濃厚接触者59人は感染者の家族らで、大学病院の患者や
医師らは含まれていないという。
金沢大は、感染者のうち17人と最も人数が多い保健学類2年生のクラス(学生数81人)を
24日まで休校とした。


7月15日 新型インフル患者105人に /茨城

 茨城大学は15日、女子生徒(21)の感染が確認され、同生徒が通う水戸市の
教育学部を16〜20日、休校すると発表した。また、県は15日、新 たに6人の
新型インフルエンザ患者が確認されたと発表した。いずれも自宅療養中で、
容体は安定している。県内の患者数はこれで105人となった。


7月13日 毎日新聞<新型インフル>「18年以前誕生」免疫…高齢者に抗体確認

新型インフルエンザに対する免疫を1918年以前に生まれた人は持っている可能
性があることを、東京大医科学研究所などが明らかにした。また、新型ウイルスは
季節性と違い、肺で増殖するなど強い毒性を持つことが動物実験で示された。医科
研の河岡義裕教授(ウイルス学)は「秋冬の流行時には広い世代で早期治療を心が
ける必要がある」と注意を促している。13日の英科学誌ネイチャー(電子版)に
掲載された。河岡教授らは、献血などのため新潟大などに保管されていた日本人約
250人の血液を調べた。新型ウイルスに対する抗体を持っていたのは、多くがス
ペイン風邪が発生した1918年より前に生まれた人だった。新型インフルエンザ
に関して、米疾病対策センター(CDC)などの調査から60歳以上に免疫がある
可能性が指摘されている。だが、河岡教授は「18年のウイルスは人で流行するう
ちに大きく変異した。一方、新型ウイルスはほとんど変異しないまま豚で流行して
いたため、20年代以降に生まれた人に免疫はないとみられる」と指摘している。
さらに、イタチの仲間で実験したところ、新型ウイルスに感染させた3匹は気道内
で広く増殖して肺に侵入し増殖するのに対し、季節性に感染させた3匹は鼻などの
上気道にとどまった。米国などでも健康な人がウイルス性肺炎を起こして重症化す
る例がある。河岡教授は「新型ウイルスには季節性にはない毒性があることを示す
結果で、今後さらに毒性を増す恐れもある。60〜80代の高齢者も免疫がないと
みられ、十分な警戒が必要だ」と話している。【関東晋慈】
◇国立感染研でも高齢者の4割で
一方、国立感染症研究所も新型インフルエンザの発生前に福岡県の医療機関に保存
されていた72〜101歳(平均83・4歳)の30人分の血清について、免疫反
応を調べた。その結果、4割の人の血清に新型ウイルスに反応する抗体があること
を確認した。抗体がある人は80歳代に多かったが、調査対象の全般に保有者はい
たという。調査した小田切孝人・インフルエンザウイルス研究センター第1室長は
「国内でもかなり高齢の人は新型インフルエンザに似たウイルスの感染で、免疫を
持っている可能性がある。今後は対象者を広げ、一般化できるか調べたい」と話し
ている。【江口一】


7月3日 時事通信 タミフル耐性のウイルス検出=新型インフルで国内初−厚労省

厚生労働省は2日、大阪府内に住む新型インフルエンザ患者から、
抗インフルエンザ治療薬「タミフル」に耐性を示すウイルスを検出したと発表した。
新型インフルエンザで耐性ウイルスが明らかとなったのは国内で初めてで、世界2例
目。同省は「重篤度に直接影響を及ぼすものではない」としている。同省や大阪府
によると、耐性ウイルスが見つかったのは5月29日に新型インフルエンザに感染して
いると診断され、現在は回復した患者。府公衆衛生研究所でウイルスの遺伝子配列
を調べたところ、
6月18日にタミフル耐性を示す遺伝子の変異が確認された。

 
12月2日 毎日新聞 <インフルエンザ>患者数急増、流行の兆し 感染研調査

国立感染症研究所(感染研)が全国約4700カ所の医療機関を対象に実施してい
るインフルエンザの定点調査で、患者数が11月17〜23日の週に急増し、
流行の兆しを見せていることが2日、分かった。今週中にも全国的な流行開始の指
標「1医療機関当たり1人」に達するとみられ、感染研は予防接種などの対策を呼
びかけている。
患者報告数は10月上旬から増加。11月17〜23日に患者数2632人(1医
療機関当たり0.56人)となり、前週の患者数1459人(同0.31人)を大
きく上回った。この時期としては、過去10年間で流行開始が最も早かった昨冬
に次いで多い。
都道府県別では、山梨が1医療機関当たり5.3人で突出。ほかは、島根2.5人、
和歌山1.6人、兵庫、大阪1.5人−−の順で関西地方中心に広がっている。年
齢別では9歳までが約6割を占め、若年層が目立つ。
ウイルスの型はA香港型が約42%と最も多く、B型は約37%、昨シーズン流行
した
Aソ連型は約20%にとどまっている。
岡部信彦・感染研感染症情報センター長は「報告から発表まで約2週間かかるので、
すでに全国で流行が始まっている可能性が高い。ワクチン接種に加え、うがい、
手洗いなど本格的な予防対策を心がけてほしい」と話している。【関東晋慈】


11月16日 医療介護CBニュース 意外に知られていない「正しいマスクの使い方」

N95マスクは400種類以上もあり、形状や特徴もさまざま。新型インフルエンザ流行
の可能性が報じられるようになり、ガウン、手袋など医療機関向けの感染防護具が
注目を集めているが、流行時に最も多く利用されるのは、比較的安価で実用性の高
い「N95マスク」だといわれている。
しかし、医療機関で働く人の間でも、マスクの正しい使い方は意外に知られていな
い。また、「N95マスクさえ着けていれば感染を防げる」と過信している人も少なく
ないという。
北里大医学部の和田耕治助教と労働科学研究所の吉川徹副所長に、新型インフル対
策のための正しいマスクの選び方、使い方、注意点について聞いた。
■医療者も誤解する「N95マスク」
医療者の間でもN95マスクについて誤解している人は少なくない。和田助教は、
「N95というのはフィルタの性能の規格であって、マスクの形状や種類を指すもので
はない」と説明する。インフルエンザウイルスの大きさは0.1μm(マイクロメートル、
マイクロは100万分の1)と小さいが、通常は唾液など液体の飛沫と一緒に飛散する。
飛沫の大きさは5μm程度で、市販されている不織布マスクでも捕捉可能だ。だが、
たとえN95マスクを装着していても、マスクと顔に少しでも
すき間があって空気が漏れていれば、「ウイルスを含んだ飛沫を吸い込む危険性が
高まる」と、和田助教は指摘する。 吉川副所長は「マスク上部の鼻の付け根の部
分からの空気漏れが多い」と注意を促している。あごひげが伸びている場合も、下
の部分にすき間ができやすいという。
一言でN95マスクといっても形状はさまざま。接顔クッション付き、呼気弁付き、備
蓄しやすい折りたたみ式など400種類以上もある。医療機関によっては1種類しかマ
スクが準備されていないところもあるが、吉川副所長は「流行時に備えて、いろい
ろなマスクを試してみて、自分の顔に合った形状、サイズのマスクを見つけておく
ことが大切だ」と強調する。
吉川副所長によると、日本人が使用する場合、国内で製造されたものが望ましいと
いう。「日本人向けの製品は顔にフィットしやすく、密閉性も高まりやすい。また、
新型インフルが流行した場合、海外からの物流が止まり、海外のマスクが入ってこ
ない場合もある。その点でも、国内産マスクで自分に合うものを探しておいた方が
よい」。
マスクから空気が漏れているかどうかは、フードをかぶってサッカリンなど人工甘
味料を吹き掛けて試す方法と、漏れ率を数値で計測できるフィッティングテスター
を使う方法がある。
■ユーザーシールチェックも欠かさずに
感染リスクを減らすためにはユーザーシールチェックも重要だ。ユーザーシールチ
ェックとは、装着するたびにマスクの密閉具合を確認すること。両手でマスクを完
全に覆うようにしてゆっくりと長く息を吐く。マスクの周囲から息が漏れていなけ
れば、正しく着用できていると判断してよい。
息が漏れている場合は密閉性が十分ではないので、再度正しく着用し、ゴムひもの
調整などを行う。
また、備蓄されているマスクを使用する際は、有効期限などを確認することも大切
だという。吉川副所長は「古いマスクはゴムひもの部分が劣化していることがある
ので、気を付けてほしい」と話している。


1月18日 時事通信 2歳未満児へのかぜ薬使用中止を=けいれん、死亡例も−米当局
勧告


米食品医薬品局(FDA)は17日、2歳未満児に市販のせき止めやかぜ薬を与えないよ
う保護者に勧告した。けいれんや動悸(どうき)、意識の低下などの副作用が報告
されており、死亡に至った例もあるという。
FDAは、2―11歳の服用に関する安全性調査も継続しており、速やかに結論を出す。
それまでの間、使用上の注意を守るよう呼び掛ける。
製薬会社は安全性を主張しつつも、昨年10月、2歳未満児向けのせき止め・かぜ薬の
販売を自主的に中止。同月、第3者機関であるFDA諮問委員会は6歳未満児に使用すべ
きではないとの結論を出し、FDAの対応が注目されていた。 


1月15日 産経新聞 アタマジラミにご用心 定期的な一斉点検必要

アタマジラミの全国的な流行が続いている。集団で昼寝をする保育園児や、頭を寄
せ合って遊ぶことの多い幼稚園児や小学校低学年児童に多い。感染症を媒介するこ
とはないが、血を吸われることでかゆくなり、かき過ぎることで皮膚炎を発症する。
流行の防止には、早めの駆除と一斉点検が必要だ。
アタマジラミの成体は体長2ミリから4ミリ。卵(0・5ミリ前後)を髪の根元に
植え付け、約1週間で孵化(ふか)。さらに1週間から10日程度かけて幼虫から
成虫になり、約1カ月から1カ月半生息し、1日5、6個の卵を産む。ノミのよう
に跳ぶことはなく、頭と頭の接触でうつる
日本では戦後、DDTによる大々的な駆除で、ほぼ絶滅したが、昭和50年代に再
び流行。56年にピレスロイド系の駆除剤「スミスリン」(有効成分 フェノトリ
ン)が発売され、沈静化した。
しかし、平成に入って再び増え始めたといわれ、東京都では17年度の720件か
ら18年度は1125件に増加。今年度はさらにそれを上回るペースで増えている。
全国的にも同様の傾向がみられる。
原因として考えられるのは
(1)スミスリンが効かない耐性アタマジラミの登場
(2)アタマジラミを知らない親が増え駆除が遅れる
(3)駆除対策が有効に機能していない−などだ。
では、どのような対策をとればいいのか?
国立感染症研究所で耐性の調査のため、アタマジラミのサンプル採取を行っている
昆虫医科学部第三室の冨田隆史室長は「今のところ、耐性比率は全体の5%しかな
く、シラミを見つけたら、スミスリンを1回正しく使うのがもっとも確実に
早く駆除する方法です」とアドバイスする。
一方、東京都や都内の自治体の保健所は、スミスリンが高価であることや、アレル
ギー体質の子供が増えていることなどから、くしでの駆除を推奨する。
全国に先駆けて対策マニュアルをつくった東京都豊島区、池袋保健所の矢口昇さん
によると、効果的な駆除方法は、ベビーオイルを髪の根元から全体につけて、新札
を挟んでも簡単には落ちないほど細かいくし(専用くし)でブロックごとに(文字
通りシラミつぶしに)1日30分程度、3日間すく。または普通のシャンプーで洗
い流した後、リンスをつけて、目の細かいすきくしですくことだという。
そのほか予防法として、タオルやブラシ、帽子の共有を避け、タオルやシーツは6
0度以上の湯に5分以上つけておく、などの対策をあげる。
アタマジラミは先進国、途上国を問わず、12歳以下の子供たちの間で流行する。


2008年1月4日 読売新聞 骨粗しょう症薬で歯科治療後に副作用、あご骨壊死30人

骨粗しょう症の代表的な治療薬「ビスフォスフォネート(BP)製剤」を使ってい
る人で、歯科治療後にあごの骨が壊死(えし)するなど副作用に見舞われている人
が全国で少なくとも30人に上ることが日本口腔(こうくう)外科学会(理事長=
福田仁一・九州歯科大学長)の調べで分かった。
薬と抜歯などの治療後の細菌感染が重なったのが原因とみられる。
国内では、高齢の女性を中心に骨粗しょう症患者は約1000万人と推定され、1
00万人以上がBPを服用していると言われている。厚生労働省は、BP使用によ
るあごの骨の壊死に関連する副作用の診断基準などを掲載した重篤副作用疾患別対
応マニュアルを早急にまとめ患者や医師に注意喚起する方針だ。


2008年1月3日 沈黙の殺人者・C型肝炎の発症数が増加―中国

2007年12月、中華医学会感染病学分会はシンポジウムを開催。
席上、中国で沈黙の殺人者と呼ばれるC型肝炎の発症数が増加していることが明らか
にされた。11月までに10万人近い新規患者が確認されたという。


12月28日 産経新聞 4製剤でもウイルス 旧ミドリ十字製 はしか治療薬

旧ミドリ十字(現田辺三菱製薬)が製造したはしかの治療薬「人免疫グロブリン」
など4種類の血液製剤に、B型やC型の肝炎ウイルスが含まれていたことが長井辰
男北里大名誉教授(法科学)の調査で分かった。4種類はいずれも薬害肝炎訴訟の
対象となっている「フィブリノゲン」や「クリスマシン」以外の血液製剤。
厚生労働省は、訴訟対象以外の血液製剤についても人間の血液からつくられるため、
肝炎を発症した患者がいないか確認するよう製薬会社に指示しているが、長井名誉
教授は「これまでに明らかになっていない別の血液製剤による薬害肝炎が起きてい
た可能性がある」と指摘している。
長井名誉教授が旧ミドリ十字から入手した血液製剤に含まれていたタンパク質や遺
伝子情報などを解析した。その結果、「人免疫グロブリン」(昭和52年製)製剤
からC型肝炎ウイルスを検出。
溶血性貧血の治療薬「ハプトグロビン」製剤(51年製2本、62年製1本)と、
凝固した血液を溶かす作用がある「プラスミン」製剤(51年製)、神経接合部の
修復作用がある「コリンエステラーゼ」製剤(52年製)の3種類からB型肝炎ウ
イルスを検出した。
51年製のハプトグロビンにはB、C型両方の肝炎ウイルスが含まれていた。
田辺三菱製薬広報室は「厚労省の指示を受けて調査している最中であり、コメント
は差し控えたい」としている。


2007年12月28日 河北新報

宮城県は27日、今季初となるインフルエンザ警報を発令した。昨季より約2カ月
半早い。感染者は登米、石巻地方に集中しているが、全域に拡大する恐れがあると
いう。県疾病・感染症対策室はうがいと手洗いの徹底を呼び掛けている。
登米保健所管内で17日から23日にかけ、定点医療機関6カ所で215人の患者
が報告された。県は一定点当たりの患者数が1週間で、30人を超えると警報を発
令する。県内の患者数は857人。


2007年12月25日 10代への使用制限を継続=因果関係、結論出せず−タミフル問題
で調査会


インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した10代患者に飛び降りなどの異常行
動が相次いだ問題で、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会安全対策調査会は25日、
「現時点では因果関係を示唆する結果は得られていない」とする見解をまとめた。
さらに調査検討を進め、できるだけ早期に最終的な結論を出すこととし、10代へ
の投与を原則中止する現在の措置は「妥当」とした。
一方、タミフルと関係なくインフルエンザで異常行動が起きることが明らかになり、
「医療関係者、国民の注意を喚起する必要がある」とした。さらに、タミフル以外
の治療薬についても異常行動への注意を添付文書に加えることが適当だとした。
調査会は、人での臨床研究と、動物実験など基礎研究に関する2つの専門家ワーキ
ンググループ(WG)の検討結果に基づき議論。臨床では、昨シーズンのインフル
エンザ患者を対象とする大規模疫学調査の結果が新たに報告された。
この調査は、全国の小児科、内科病院に協力を依頼し、18歳未満のインフルエン
ザ患者計約1万例のデータを収集。異常行動の発生頻度は14.7%、うち飛び降
りなど事故につながる重大なケースは3.2%だった。
 タミフル使用率は約8割で、暫定的な一次解析の結果、異常行動を起こすリスク
は、タミフル使用者の方が非使用者より低かった。調査会は「現時点では明確な結
論を得るために必要な解析に至っていない」と指摘。
別の疫学調査や臨床試験も一部継続中であることから、最終的な報告を待って検討
するとした。

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